2001年11月@ケレタロ-メキシコ by スミ
避妊手術もぶじに乗り切ったワタシは、もうパピーというよりは、すっかりステキな「女子」に変身しました。なんていうのは大ウソなんだけど、10か月になった日にマミが撮ってくれたこの写真はちょっぴり大人っぽいでしょ?
このあとワタシは初めてペンションに預けられることになります。ペンションというのはペットホテルのことなんだけど、ケイジの中で寝るんじゃなくて、一人一人のお部屋はちょっと動物園のオリみたいで、タタミ2枚分ぐらいはあるし、毎日広いお庭で遊んでもらえます。
マミとパピが旅行に行っちゃうのはこれが初めてじゃなかったんだけど、最初のときはまだスミちゃんは3か月ぐらいだったのでビルジットさんに預かってもらって、2回目は6か月ぐらいのときで2泊と短かったので、オギノさんというマミのお友達のお家に預かってもらいました。
オギノさんのお家にはアレックスという名前のラブラドールのおじさんとシェリーという名前のゴールデンのおばさんがいました。アレックスはワタシにとっても優しかったんだけど、シェリーはなんだかちょっと怖かったです。そして、あの頃はおじさん、おばさんって思ってたんだけど、アレックスは7才、シェリーは6才で、今のスミちゃんから見れば若い、若い。エヘヘ。
とうとうペンションデビューすることになったのは、このときは3週間と長かったからで、マミとパピは日本に行ったのでした。
そのペンションはビルジットさんに勧められたところで、ヘラルドさんという人が、ペットホテルのほかに、警察犬となるシェパードの訓練をしたり、いろんなワンコを預かってしつけをしたりしていました。
マミとパピはこのときも、そんなに長く預けてまで日本に行くべきか迷ったらしいのですが、ビルジットさんもドイツに行くときはそこに預けてるし、いずれどうしても預けなければならない日が来るだろうから、だったら早いうちから慣れさせたほうがいいということになったそうです。
ペンションにはいろんなワンコがお泊まりしていて、スミは毎日みんなと遊んで過ごしているうちに、3週間なんてあっという間に過ぎました。でも、マミとパピがお迎えに来てくれたときは本当に嬉しかったよ!