2018年06月11日

ソラっちの妹探し

2018年6月@マドリッド-スペイン by スミ

パピがアメリカ出張から戻ってきた次の日は土曜日だったので、その日からソラっちの妹探しが始まりました。

初日にパピたちがまず行ったのはベルデコラ(Verdecora)というガーデンセンターです。そこでその日、里親探しのイベントがあるとマミがfacebookで見かけたから行ったのに、来ていた保護団体は1つだけで、なんとソラっちが元々いたところでした。柵の中にはパピーが6〜7匹ぐらい、外には成犬が3匹いたんだけど、成犬はサイズが大きすぎたり、歳がソラっちより上過ぎたり…。パピーの中にマミが特に気に入った子が1匹いたんだけど、他はみんな女の子だったのに、その子だけ男の子だったので、とりあえずスルーすることになりました。

次に行ったのは、パルケ・オエステ(Parque Oeste)というショッピングセンター。ここにはキウォコ(KIWOKO)とティエンダニマル(Tiendanimal)という2つのペットショップがあって、マドリッド県内ではショップではワンコは売ってはいけなくなってから、保護犬の里親探しに協力しています。

たまたまKIWOKOでは里親探しのイベントをやっていて、6つぐらいの保護団体が来ていたんだけど、里親探しをしていたのはガルゴ中心でソラの妹には大きすぎるので、出会いはありませんでした。Tiendanimalの方に来ていたのはネコの保護団体だったから、そちらも収穫なし。

翌日、日曜日は車で30分ぐらいかかるところにある町で行われたある保護団体の里親探しイベントに出かけたパピたち。というのも、そこの保護団体のHPでなんかワタシにちょっぴりだけ似てる子を見つけたんです。でも、その子はもう他の家族がお試ししてるところだったからダメで、ひょっとすると他にも誰かいるかも…って思ったパピたちだったけれど、一番気に入ったのは体重が50キロぐらいはありそうな5歳のマスティンミックス女の子。ものすごく大人しいいい子だったけれど、ソラの妹には無理です。

これがワタシにちょっと似てたアリー(Ary)ちゃん。もう、お試し期間も終わって、めでたく新しい家族の一員になったそうです。

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翌月曜日からマミはいくつもある保護団体のHPを片っ端から見ていきました。その中で、写真がワタシにそっくりの子がいて、歳は2歳だし、体重も16kgだったので、これは!っと思って、連絡を取り、最初のステップの質問票を送り返すところまで月曜日のうちにやったのに、次の段階である家庭訪問兼お見合いに関する連絡がなかなか来ません。やっと連絡があったのは金曜日。その子は預かりのお宅で他のワンコ2匹と一緒に暮らしていたんだけど、最近、分離不安の症状が強く出るようになったので、それを直すためにトレーナーの人と一緒に家に行っても良いかと聞かれます。

実は、ソラっちは元々分離不安気味です。でも、ワタシと一緒に暮らしてる間に、なんとか克服できたような感じなんだけど、今でも初めて行ったスーパーの駐車場に一人だけ車の中に残されるとピィピィ泣いちゃったりします。そんなソラっちのところに、トレーナーさんをつけなきゃならないほどの子が来たら、ソラっちの分離不安がまた強く出てしまうかもしれないと思ったパピたち。なんかうまく行かないような気がしたので、結局お断りすることになりました。

これが、ワタシにソックリだとマミが思ったディアナ(Diana)ちゃんです。

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それまでは、ついついワタシに似てる子に目が行ってしまっていたマミでしたが、その日から、ソラっちの妹はソラっちと同じポデンコミックスで探すことに方針を切り替えました。

そして、次の土曜日に行ったのが、ラス・ロサス(Las Rozas)にある半官半民のシェルターでした。そこにはベルデコラで最初にマミが気に入ったパピーの女の子版みたいな子がいたんだけど、その子は予約済み。シェルターの人には1歳の性格のいい女の子を勧められたんだけれど、ソラっちとほとんど同じ大きさだったし、その子は遊ぼうとしきりに誘うのに、ソラっちはあんまり乗り気じゃなさそうだったから、やっぱりスルーになりました。

その後に行ったのは、SPAPという名前のとっても大きいシェルターでした。係りの人の話によると、崩壊したブリーダーから保護して所有権がきちんと移るまでは里親探しはできない子も含めて全部で350匹ぐらいいるとのことでした。マミたちが見に行ったのはポデンコミックスのお母さんとその子犬だったんだけど、二匹のいるところに近づいたときはピョンピョン飛び跳ねて大歓迎風だったのに、いざソラっちと一緒に遊べるところで放してみると、子犬はソラっちと一緒にボールを追いかけたりはするものの、お母さんは全く無視だし、2匹ともパピたちが撫でてあげようとしても怖がって逃げちゃいます。

パピたちを怖がった子犬のルーシーちゃん。

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ワタシもダイちゃんもソラっちも、ほとんど初対面のときからパピたちに懐いたので、この子たちはうちの子になる運命じゃないとパピもマミも感じたのでした。

次の日の日曜日はまたVerdecoraの別の支店に行ってみたパピたち。そこにはまたソラっちの出身団体の人が来てるはずだったんだけど、2時までと書いてあってまだ1時半だったのに、もう誰もいませんでした。

月曜日、マミはそれまではチェックしてなかったMilanunciosという日本のメルカリと似たようなサイトをのぞいてみました。そこで見つけたのが、ティキ(Tyky)タカ(Taka)という2匹の女の子でした。

でも、2匹がいるのはマドリッドの中心部をはさんでワタシたちのお家とは真反対のアルカラ・デ・エナレス(Alcala de Henares)というところの近くにあるシェルターです。ここも質問票を提出して、土曜日に会いに行く約束になりました。

この写真の手前がティキちゃん、奥がタカちゃんです。

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他にもたくさん子犬がいて、みんなパワー炸裂だったから、ソラっちはちょっとタジタジ。2匹ともパピたちにはよく懐いたし、見分けをつけるのがやっとっていうぐらいソックリだったんだけど、タカちゃんがちょっとしつこくソラっちにまとわりついて、ソラっちが迷惑そうにしていたので、結局ティキちゃんを連れて帰ることになりました。正直、シェルターはあんまり理想的と言えるような状態ではなかったので、本当は2匹とも連れて帰ってあげたかったけれど、そうもいかないしね。

ソラっち的にはまだあんまり一緒に遊ぶモードではないみたいなんだけど、一緒に並んで寝てたりするから、多分、すぐに仲良しになるんじゃないかな。

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ティキちゃんはその愛らしさですっかりパピを虜にしてしまって、もうパピはメロメロです。頭も良さそうで、いろんなことをどんどん覚えていってくれそうなんだけど、シェルターにいたときは気づかなかった咳をするようになったので、明日、パピは出張したときの代休を取って獣医さんに連れて行くそうです。

そして、パピとマミ二人でティキちゃんにつけた名前はハルカちゃんです。このブログのタイトルがちょっぴり変わってるのに気づいた?

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ハルカちゃんはダイちゃんとワタシの誕生日のちょうど真ん中の生まれ。もっともこれはダイちゃんやソラっちと一緒で誰かが適当に決めたんだけど…。マミはシェルターの人にハルカちゃんはどこから来たのか訪ねたんだけど、マドリッド県内のどこかで捨てられて保健所で殺処分になりそうだったのを保護してきたということしかわかりませんでした。

うちに来たからには、パピたちがいっぱい可愛がってくれるはず。良かったね!

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posted by スミ at 17:00| Comment(2) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

最後にしてあげられること

2018年5月@マドリッド-スペイン by ダイチ

4月27日(金)
このところ、食欲が落ちてきていたスミちゃんですが、マミたちの晩ご飯のおこぼれのステーキは嬉しそうに食べました。その後、夜12時頃にお腹がすいたと訴えたので、マミがサーモンのドライフードをあげると、これもきっちり完食しました。

4月28日(土)
お散歩中に笑顔を見せてくれていたスミちゃんでしたが、この日からスミちゃんはヨーグルト以外口にしなくなってしまいました。薬をのむことも完全に拒否で、無理矢理口を開けてのどの奥に入れても吐き出してしまいます。

4月29日(日)
ソラのおなかが少しゆるかったこともあってマミはおかゆを作ってスミちゃんにもあげてみたのですが、それも食べず、ヨーグルトもほんの少しなめるぐらいになってしまいました。水も自力では飲まなくなってしまったので、注射器であげなければなりません。この日からマミはできる限りスミちゃんにつきそってあげることにしました。

4月30日(月)
お天気が良かったので、スミちゃんをカートに乗せて散歩に連れ出したマミたち。でも、スミちゃんの食欲が戻ることはありませんでした。

5月1日(祝)
大して水を飲んでないはずなのに、明け方、スミちゃんはオシッコがしたくてマミを3回起こします。それからも、3〜4時間おきにトイレに行きたがったスミちゃん。この日もスミちゃんと散歩に行ったのですが、もう笑顔は見られませんでした。

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5月2日(祝)
トイレはかなり頻繁です。相変わらずほとんど何も食べないスミちゃん。これでもう5日です。そして、スミちゃんは呼吸をする度に頭を小刻みに震わせます。食べてないので、肋骨も目立ってきたスミちゃん。意識もはっきりしたり、しなかったり…。そんなスミちゃんを前に、パピとマミは安楽死について話し合ったのですが、二人ともできることなら、スミちゃんに与えられた寿命を全うして欲しいと思っていたので、この日は結論が出ませんでした。

5月3日(木)
前日ソラの耳の後ろに小さなしこりを見つけたので、散歩をかねて獣医さんに行ったマミたち。4月14日に連れて行ったときと比べてすっかり生気のなくなったスミちゃんを見た獣医さんに、どうするつもりかと尋ねられたので、マミはとりあえず次の週末まで様子を見るつもりだと答えたのですが、家に戻ってから、もう可哀想だから、やっぱり安楽死させたほうがいいんじゃないかとパピに言われます。この晩、パピたちはスミちゃんが大好きだったお鍋をして、残りのつゆを冷ましてスミちゃんにあげたところ、おいしそうに飲んでくれました。

5月4日(金)
ますます衰弱して、頬もすっかりこけてしまったスミちゃん。これではまるでスミちゃんが餓死するのを待っているかのようだと思ったマミは、スミちゃんがこのまま翌日の朝まで自分から旅立たなかったら、楽にさせてあげようとパピに伝えました。この日も晩ご飯はまた鍋にして、残りのつゆをスミちゃんにあげたのですが、もうこのときは口にしてくれませんでした。そんなスミちゃんに一晩中ひざ枕をしたマミ。何度となくスミちゃんの呼吸が止まってるように見えたのですが、それはマミの思い過ごしでした。

5月5日(土)
10時過ぎに獣医さんが家にやってきました。そのことに驚いたのはソラで、スミちゃんにはほとんど反応がありませんでした。これがスミちゃんが生きているときにとった最後の写真です。

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同意書にサインして、いざ最後の注射をする段階になったのですが、痩せ細ったスミちゃんの足では血管がスルッと逃げてしまって、何度も注射針を刺したので、その痛みに反応してスミちゃんが噛もうとします。3回失敗したときには、マミはこれはもしかしたら、スミちゃんはまだ行きたくないんじゃないかと思ったそうです。

さすがに困り果てた獣医さんから、血管に注射するのではなく、麻酔をかけて心臓に直接注射する方法に切り替えたいが、その用意がないので出直して来たいと申し出がありました。でも、パピもマミも口にしませんでしたが、むしろすべてをキャンセルした方がいいかもしれないと考えていて、それを察した獣医さんから、尿毒症がものすごく進んでいるから、どうか楽にさせてあげて欲しいと懇願されます。

結局、その時点でまだ試していなかった左後ろ足の血管を最後に試してみることになり、それで血管が確保できたので、そのまま当初の予定通りの方法でスミちゃんは永遠の眠りにつきました。なんだか驚くほどあっけない最期でした。

ボクが3年前に突然旅立ったときは、気が動転して深く考えられないまま当日に火葬場にボクを連れて行ってしまったことをマミはとても後悔したので、今回は最後のお別れは月曜日にして、スミちゃんは2日間リビングで眠ることになりました。文字通り本当に眠っているようで、ふとマミも錯覚してしまうほどでした。

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5月7日(月)
火葬場でのお別れのセレモニーのときのスミちゃんです。お花畑の中で眠ってるように行かせたいとマミが自分で持って行った花で飾りつけました。

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もともと安楽死にはどちらかというと反対だったマミにとって、17年あまり一緒に暮らしてきたスミちゃんに最後にしてあげられることが安楽死だったというのはとても辛いことでした。スミちゃんは長くてもあと1週間ぐらいの命。その1週間、安楽死を選択したくないばかりにスミちゃんに苦しい思いをさせるのはあまりに可哀想だという結論に達したマミ。これで良かったんだと信じることにしています。

スミちゃんのことはこれからボクがしっかりエスコートするから、心配しなくても大丈夫だよ。

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posted by ダイチ at 17:00| Comment(4) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

スルーできない出会い

2015年8月@マドリッド-スペイン by ダイチ

スミちゃんが一生を終えるまで新しい子を迎えるのはやめておこうと思っていたマミでしたが、どうしてもスルーできない出会いがありました。

その子はこんな風に兄弟9匹一緒に捨てられていたのですが、運良くマミがいつもフォローしてるワンコを保護している家族の元にたどり着くことができます。

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この写真がfacebookにアップされたのは6月24日だったのですが、この時点ではマミはそれほど気にしていませんでした。パピーは比較的簡単に引き取り手が見つかるからです。

マミが目をとめたのは、7月18日にアップされたこの写真です。マミは一目見て、ボクとよく似てると思ったそうです。

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それでも、この子に興味がありそうな人が他にもいたので、だったら、それでいいと思っていたマミでした。

ところが先週の月曜日7月27日にまたこの子の別の写真がアップされます。

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そして、金曜日にマミは、インドのAnimal Aidという保護団体のこのビデオを見ます。



インドの子とは全然状況は違うけれど、いつまでも引き取り手がないまま大きくなっていくのを不憫に思ったマミは、土曜日にブラジルから戻ってきたパピに、保護している家族にこの子について電話でいくつかの質問をするように頼みます。

まず、一番大事なのは、この子の性格のこと。あんまり活発な子だと、スミちゃんにストレスを与えてしまいそうだからです。

その家族によると、この子はパピーにしてはものすごく大人しくて、ほかの犬とも全く問題ないということだったので、早速昨日の日曜日、パピたちはスミちゃんを連れてこの子に会いに行ってみることにしたのでした。

実際に会ってみると、この子はパピたちが想像していた以上に大人しかったし、マミにもすぐ懐いてマミのそばで寝てしまいます。

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目つきもそっくり、やせっぽちなのもボクの小さかった頃にそっくり、尻尾もそっくり、おまけにちょっと前までジアルディアという寄生虫にやられていたことまでボクと同じで、マミはだんだん感極まってきて、泣いてしまいました。

ということで、すっかりこの子に運命を感じてしまったマミ。明後日の火曜日まではお試し期間ということで、家に連れて帰ることになりました。

家の玄関を入るとすぐに、マミはこの子の尻尾の先が濡れてることに気がつきます。あれって思ったら、マミのショートパンツがオシッコで濡れてました。その後、リビングでちょっとポタポタ垂らしたと思ったら、テラスまであと1メートルぐらいのところでジャー。よっぽどガマンしてたんだね。

今のところスミちゃんとはつ付かず離れずといった感じなんですが、よっぽどのことがなければ、うちの子になることで決まりかな。

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マミは本当は次に迎える子については、ボクたちと同じぐらいの大きさだったら女の子1匹だけ、小さめの子だったら男の子と女の子のペアなんて考えていたのですが、人生わからないものです。

ちなみにこの子はラブラドールとジャーマン・ショートヘアード・ポインターのミックスと言われたのですが、兄弟にいろんな色の子がいることや頭の形から考えて、マミはラブラドールとつい最近このブログにも出てきたガルゴ(スパニッシュ・グレイハウンド)のミックスじゃないかと思っています。だとしたら、すごく背が高くなるかも!

さっそくマミのストーカーをしてるこの子、早く名前を決めてあげないとならないんだけど、すでにパピと意見が合わなくて困ってるマミでした。

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posted by ダイチ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする