2015年04月18日

バイバイ、ヨーロッパ!

2008年3月@バルセロナ-スペイン by スミ

2008年3月28日、メゾンを引き払ったワタシたちはバルセロナに向けて出発します。いつものようにオランジュのイビスで1泊して、29日におばあちゃんのお家に到着しました。

ワタシたちは元気だったんだけど、クリスマス頃からあやしかったパピの腰の調子が本格的に悪くなってきていて、バルセロナでのお散歩はもっぱらマミの担当になりました。マミは用心してワタシとダイちゃん別々にお散歩に出てたので、結構大変です。特によく連れて行ってもらったプチェットの丘公園(Jardins del Turó del Putxet)までは急な坂道や階段を上らなきゃならないから、いい運動にはなってたみたいだけど。

これはプチェットの丘公園の一番高いところからの眺めです。左の方にサグラダファミリアが見えるのがわかりますか? Panoramio.comにあったPablo Costa Tiradoさんの写真をお借りしました。

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さて、売ろうと思っていた車は結局すぐには売れなかったので、奥さんのお父さんが中古車ディーラーをやっているパピの親友イグナシさんに預けることになりました。イグナシさんはバルセロナじゃなくて100キロちょっと北のジロナに住んでいて、その中古車屋さんはさらに20キロぐらい東に行ったトルエジャ・デ・モングリ(Torroella de Montgrí)というところにあったんだけど、たまたまバルセロナにお仕事で来ていたイグナシさんが乗って帰ってくれました。

いよいよ14日にワタシたちはメキシコに向けて飛行機に乗るんですが、空港に行くためにパピはレンタカーを借りました。荷物もたくさんあったし、ワタシたちも一緒だからタクシーよりラクだと思ったからです。

ワタシたちのことがあったので、念のためにパピはものすごく早く空港に行くことにしました。そして、チェックインのカウンターに行くと、ワタシたちの書類を別の建物にある税関に持って行ってスタンプを押してもらわないといけないと言われてしまいます。これが歩いていける距離ではなかったので、本当にレンタカーを借りてて正解でした。

そうして、なんとか手続きを終えて、ワタシたちは無事に飛行機に乗り込むことになりました。あっという間だったヨーロッパでの1年にわたる大冒険の終わりです。バイバイ、ヨーロッパ!
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2015年04月17日

なごり雪

2008年3月@ナンシー-フランス by ダイチ

3月に入るとパピは家具を売るためのホームページを作って、それをナンシー大学の人たちにメールでお知らせしたり、チラシを作ってアパルトモンや大学の掲示板に貼ったりしました。全部1年も使ってないし、値段も安めにしたから小さいものはすぐに売れたんだけど、ダイニングテーブル、パソコンデスク、ベッド、ソファーベッド、洗濯機がなかなか売れません。でも、パソコンデスクとベッドは大学の人が、ソファーベッドと洗濯機は日本人の友だちが、そしてダイニングテーブルはお隣りさんが買ってくれてめでたし、めでたしでした。

予定通り3月20日から夜眠る場所はメゾンにしたんだけど、管理人さんにできるだけ大きい部屋をお願いしたら、4月よりずっと広い、身体障害者の人も使えるようになっている部屋にしてくれました。でも、バスタブがなくて、シャワーを浴びるとバスルームが水浸しになっちゃうのには、マミたちはちょっと困ったみたいです。

マミたちは毎日メゾンとアパルトモンを行ったり来たりして、家具を引き渡したり、掃除をしたりして、アパルトモンの鍵を返す準備をしていました。売らなかった調理器具とか食器なんかはメゾンに持ってきていて、できたらバルセロナに持って行きたいと思ってたみたいだけど、結局最後は片付けを手伝ってくれた日本人のお友だちにあげちゃいました。

1年間よく一緒にすごしたケンは、ボクたちがナンシーを発つ前の日に日本に帰るということだったので、最後の1週間、マミたちは夜ごはんを何回か一緒にレストランで食べていたみたいです。

そして、本当にケンにとって最後の夜、メゾンのボクたちの部屋でケンとマミとパピでお酒を飲んでたら、窓の外を白いものがチラチラ。ナンシーは寒いわりには雪は降ってもすぐに雨に変わっちゃうことが多かったのに、やっと最後になって雪らしい雪が降ってくれました。(12月にも降ったみたいなんだけど、その頃ボクたちはバルセロナに行ってたんです。)

嬉しくなってみんなでメゾンの外に出たところをケンが撮ったのがこの写真です。

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2015年03月21日

デメナージュ

2007年4月@ナンシー-フランス by スミ

エヘヘ、今日の日記のタイトルはフランス語にしてみました。なんたってワタシたちはたくさんの言葉がわかるんです。まずスペイン語でしょ。それから日本語でしょ。そしてカタルーニャ語でしょ。そして英語とフランス語はちょっぴりね。あ、ワタシは小さい頃、ドイツ語もビルジットさんから習ったけど、全部忘れちゃいました。

フランス語はこの前サロンに行ったときにサロンのおばさんが話してて、最初は全然何を言ってるのかわからなかったんだけど、パピやマミがスペイン語や日本語に言い換えて教えてくれました。「動いちゃダメ!」とか「大人しくして!」ばっかりだったけどね。

さて、肝心のデメナージュ。これはお引っ越しという意味です。

パピとマミはナンシーに着くとお家探しを始めました。最初は家具付きのところと考えていたんだけど、フランスには家具付きだとワンルーム以外はほとんどありません。だったら、1年だけのことだから、もうメゾンで過ごしちゃおうかとも思ったみたいですが、メゾンは日本式に言うと1LDKで二人と2匹にはやっぱりあんまり狭すぎるので、最低いる家具だけを揃えてでもできれば引っ越そうということになったんです。

でも、なかなかパピたちの思うようなお家はありませんでした。ちょっといいかと思うと、5階なのにエレベーターがなかったり、1階で外からまる見えだったり…。

その日見せられたお部屋はおトイレの便座がなくて、どうしたのか聞いたら、持っていっちゃう人がいるからわざと外したんだって言われたそうです。あまりのレベルの低さにウンザリしたパピたちでしたが、その建物を出るときに玄関に積み重ねてあったフリーペーパーをマミが手に取ります。

普通の不動産広告とは別のところにわりと大きなスペースを割いて1軒のアパートの広告が載っていました。広告主は不動産屋さんではなくてなぜか公証人事務所です。

借りる期間が11か月と短いのが問題になるかもしれないと思ったのですが、なんと偶然、そのアパートの持ち主がジャックさんの姪だったこともあり、ジャックさんに保証人になってもらってなんとか契約までこぎつけたのでした。

公証人事務所では、ものすごく厚い契約書を公証人さんが早口で読みます。途中で「わかりますか?」と聞かれたパピは「全然わかりません。」と答えたんだって。でも、ジャックさんが一緒だったから大丈夫だって思ってたそうです。

そうしてワタシたちはいよいよメゾンからアパルトモンにお引っ越しすることになりました。2LDKっていうとメゾンよりお部屋が1つ増えただけみたいですが、キッチンもバスルームもメゾンよりずっと大きかったし、全体の広さはメゾンの2倍ぐらいでした。

窓からはお向かいのお家のお庭が見えて緑にあふれてたし、近くには大きなサン・マリー公園もあったし、町の中心にも結構近かったし、全部で8軒しかない建物だったので、マミもパピも大満足だったみたいです。

実は、パピは、メゾンの予約をするときに、ワタシたちも一緒なのでできるだけ大きいお部屋をお願いしたのに、なんとケンのお部屋の方がずっと広かったんです。もしケンのお部屋に最初から入ってたらワタシたちはずっとメゾンにいたのかなぁ…。

さて、今日の写真はアパルトモンのリビングのソファベッドを占領するワタシたちです。マミたちはじゅうたんに直に座ってね。

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posted by スミ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お引越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする