2018年05月09日

最後にしてあげられること

2018年5月@マドリッド-スペイン by ダイチ

4月27日(金)
このところ、食欲が落ちてきていたスミちゃんですが、マミたちの晩ご飯のおこぼれのステーキは嬉しそうに食べました。その後、夜12時頃にお腹がすいたと訴えたので、マミがサーモンのドライフードをあげると、これもきっちり完食しました。

4月28日(土)
お散歩中に笑顔を見せてくれていたスミちゃんでしたが、この日からスミちゃんはヨーグルト以外口にしなくなってしまいました。薬をのむことも完全に拒否で、無理矢理口を開けてのどの奥に入れても吐き出してしまいます。

4月29日(日)
ソラのおなかが少しゆるかったこともあってマミはおかゆを作ってスミちゃんにもあげてみたのですが、それも食べず、ヨーグルトもほんの少しなめるぐらいになってしまいました。水も自力では飲まなくなってしまったので、注射器であげなければなりません。この日からマミはできる限りスミちゃんにつきそってあげることにしました。

4月30日(月)
お天気が良かったので、スミちゃんをカートに乗せて散歩に連れ出したマミたち。でも、スミちゃんの食欲が戻ることはありませんでした。

5月1日(祝)
大して水を飲んでないはずなのに、明け方、スミちゃんはオシッコがしたくてマミを3回起こします。それからも、3〜4時間おきにトイレに行きたがったスミちゃん。この日もスミちゃんと散歩に行ったのですが、もう笑顔は見られませんでした。

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5月2日(祝)
トイレはかなり頻繁です。相変わらずほとんど何も食べないスミちゃん。これでもう5日です。そして、スミちゃんは呼吸をする度に頭を小刻みに震わせます。食べてないので、肋骨も目立ってきたスミちゃん。意識もはっきりしたり、しなかったり…。そんなスミちゃんを前に、パピとマミは安楽死について話し合ったのですが、二人ともできることなら、スミちゃんに与えられた寿命を全うして欲しいと思っていたので、この日は結論が出ませんでした。

5月3日(木)
前日ソラの耳の後ろに小さなしこりを見つけたので、散歩をかねて獣医さんに行ったマミたち。4月14日に連れて行ったときと比べてすっかり生気のなくなったスミちゃんを見た獣医さんに、どうするつもりかと尋ねられたので、マミはとりあえず次の週末まで様子を見るつもりだと答えたのですが、家に戻ってから、もう可哀想だから、やっぱり安楽死させたほうがいいんじゃないかとパピに言われます。この晩、パピたちはスミちゃんが大好きだったお鍋をして、残りのつゆを冷ましてスミちゃんにあげたところ、おいしそうに飲んでくれました。

5月4日(金)
ますます衰弱して、頬もすっかりこけてしまったスミちゃん。これではまるでスミちゃんが餓死するのを待っているかのようだと思ったマミは、スミちゃんがこのまま翌日の朝まで自分から旅立たなかったら、楽にさせてあげようとパピに伝えました。この日も晩ご飯はまた鍋にして、残りのつゆをスミちゃんにあげたのですが、もうこのときは口にしてくれませんでした。そんなスミちゃんに一晩中ひざ枕をしたマミ。何度となくスミちゃんの呼吸が止まってるように見えたのですが、それはマミの思い過ごしでした。

5月5日(土)
10時過ぎに獣医さんが家にやってきました。そのことに驚いたのはソラで、スミちゃんにはほとんど反応がありませんでした。これがスミちゃんが生きているときにとった最後の写真です。

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同意書にサインして、いざ最後の注射をする段階になったのですが、痩せ細ったスミちゃんの足では血管がスルッと逃げてしまって、何度も注射針を刺したので、その痛みに反応してスミちゃんが噛もうとします。3回失敗したときには、マミはこれはもしかしたら、スミちゃんはまだ行きたくないんじゃないかと思ったそうです。

さすがに困り果てた獣医さんから、血管に注射するのではなく、麻酔をかけて心臓に直接注射する方法に切り替えたいが、その用意がないので出直して来たいと申し出がありました。でも、パピもマミも口にしませんでしたが、むしろすべてをキャンセルした方がいいかもしれないと考えていて、それを察した獣医さんから、尿毒症がものすごく進んでいるから、どうか楽にさせてあげて欲しいと懇願されます。

結局、その時点でまだ試していなかった左後ろ足の血管を最後に試してみることになり、それで血管が確保できたので、そのまま当初の予定通りの方法でスミちゃんは永遠の眠りにつきました。なんだか驚くほどあっけない最期でした。

ボクが3年前に突然旅立ったときは、気が動転して深く考えられないまま当日に火葬場にボクを連れて行ってしまったことをマミはとても後悔したので、今回は最後のお別れは月曜日にして、スミちゃんは2日間リビングで眠ることになりました。文字通り本当に眠っているようで、ふとマミも錯覚してしまうほどでした。

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5月7日(月)
火葬場でのお別れのセレモニーのときのスミちゃんです。お花畑の中で眠ってるように行かせたいとマミが自分で持って行った花で飾りつけました。

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もともと安楽死にはどちらかというと反対だったマミにとって、17年あまり一緒に暮らしてきたスミちゃんに最後にしてあげられることが安楽死だったというのはとても辛いことでした。スミちゃんは長くてもあと1週間ぐらいの命。その1週間、安楽死を選択したくないばかりにスミちゃんに苦しい思いをさせるのはあまりに可哀想だという結論に達したマミ。これで良かったんだと信じることにしています。

スミちゃんのことはこれからボクがしっかりエスコートするから、心配しなくても大丈夫だよ。

☆.。.:*・゚☆.。.:*:.。.☆゚・*:.。.☆

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posted by ダイチ at 17:00| Comment(4) | 生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ。。。スミちゃん、お空へ逝ってしまったなんて。。悲しくて涙が止まりません。

ソラちゃんのお祝いコメントを入れようと開いたら。。。

マミさん、辛かったですね。
マミさんとパピさんの愛情は、間違いなくスミちゃんに伝わってますよ。
17年あまりも、マミさんたち家族と一緒で幸せわんこでしたね。

スミちゃん、ほんとうにお花畑で眠っているようです。
とても、とても可愛い。
ダイチくんに会えたよね?
花ちゃんともご挨拶したかな?
おばちゃんももっと早くスミちゃんを知りたかったな。
スミちゃん、よく頑張ったね。偉かったよぅ。
ありがとう。どうぞ安らかにね。

マミさん、悲しみの中お疲れが出ないようにご自愛くださいね。
スミちゃん、これからもずっとマミさんたちのそばで見守ってくれてますよ。









Posted by ごまたま at 2018年05月11日 16:53
ごまたまさん、メッセージありがとうございます。

この子は不死身かもしれない!なんて思わせてくれたたスミでしたが、とうとう行ってしまいました。

階段の昇降があやしくなったスミのために階下のソファーベッドで寝るようになってほぼ3年、普通には歩けなくなってカートデビューして半年、食欲が不安定になって2か月半、よく頑張ってくれたと思います。

ラブラドールにしては本当に長寿だったし、突然だった大地との別れに比べて心の準備ができていたので、それなりに穏やかな気持ちで過ごしてはいるのですが、大地の時も深い悲しみに襲われたのは1か月後ぐらいだったので、これからなのかもしれません。

今まで会ったこともないスミのことを愛しんでくださって、本当にありがとうございました。
Posted by マミ→ごまたまさん at 2018年05月11日 18:32
マミさん、ご無沙汰してしまって申し訳ないです。

先日、ブログを読ませていただいた時は、スミちゃん頑張ってるなと安心していました。

カートのこと、ソラくんの3歳のお祝いとコメントをしようと思いつつ時は流れ…

そして…その時は来てしまったのですね(;_;)

マミさん、パピさん、スミちゃんお疲れ様でした。

安楽死のこと…スミちゃんのご家族として立派な決断だったと思います。
責任を全うされましたね。

ほんとに…何と言っていいか…切ないですが…。

お花に囲まれたスミちゃん、とっても可愛いし幸せそうです。
17年間の犬生を表しているように感じられ、幸せな犬生であったことがよくわかります。
普通に生きているようですね。


マミさん、しばらく心にポッカリと穴が開いたようになってしまうと思いますが、お身体にはくれぐれも気を付けてください。

ソラくんが慰めてくれますね。
ソラくんも寂しいとは思うけれど…
みんなで辛い時を乗り切ってくださいね。

天国で元気になったダイチくんとスミちゃん…
目がキラキラ…笑顔でいると思います。

スミちゃん、花とも遊んでやってね(^^)


心よりスミちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
Posted by マコ at 2018年05月12日 21:05
マコさん、ありがとうございます。

その時は、突然来ますね。花ちゃんのときも驚いたのですが、まだまだ大丈夫そうだと思ったら、いきなりの急展開で…。T_T

今日で1週間、スミがいないということにちっとも慣れませんが、この悲しみは少しずつ時が癒してくれるのを待つしかないですね。

ソラの存在には本当に助けられてます。でも、ソラもいまいち状況を把握しきれてないようで、散歩から帰るとスミが寝てた部屋を遠くから見たりしてるのが切ないです。

みんなで幸せに過ごしてることを想像しながら、空を見上げて話しかける日々がしばらくは続きそうです。
Posted by マミ→マコさん at 2018年05月13日 01:15
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