29日の水曜日、ケンネルコフの予防接種を受けるために、ワタシは獣医さんに行きました。ひとりでお留守番できないソラちんも一緒です。
パピに車で連れて行ってもらったんだけど、車に乗る前にも、車から降りて獣医さんに行く前にもワタシが用を足せるようにちょっとお散歩したんだけど、しゃがんで、獣医さんに聴診器をあてられてるときに、ちょっとウ◯チをもらしちゃったワタシ…。
誰にも怒られなかったんだけど、ウ◯チの始末をした後、獣医さんはCalidad de la Vidaなんていう難しい話を始めました。これは英語のQOL(Quality of Life)と同じで「生活の質」っていうことなんだけど、マミによると、日本でこの言葉が使われるときは、いかにシニア犬に最期まで豊かな生活を送らせてあげるかっていう内容の話が多いのに、スペインでは飼い主にとってもペットにとっても無理をしない最期の迎え方なんていう流れで使われます。
つまりは「安楽死」のことなんです。
マミは、そもそも安楽死にはどちらかと言えば反対です。はっきり意思表示ができるわけでもないワンコの寿命を飼い主が決めてしまうのが正しいとは思えないからです。
でも最近mixiで、ワタシとお誕生日が1日違いで、去年の6月からもう1年以上寝たきりになってるベージュラブちゃんのママと知り合って、介護の様子を聞くにつけ、確かにその子みたいになっちゃったら、生きてても楽しくはないのかもしれないと思ったりもするそうです。
でも、その子もまだ生きていたいんじゃないかと思うんです。なぜって、お腹が空くとゴハンをおねだりするからです。
マミは、ワンコを一度家族に迎えたからには、結婚じゃないけれど、「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、これを愛し、その命ある限り、真心を尽くす」べきだと思っているんだそうです。
ましてや、ワタシはまだちゃんと歩けるし、普通の生活ができてるのに、そんな話をする獣医さんのことをマミは内心怒ってます。
でも、マミは獣医さんに「スミが微笑んでくれる限り、その可能性はありません。」とだけ言いました。そして、最期の日までワタシが微笑んでいられるように頑張るってマミは決めてるんだって。
そんなマミに、ワタシのとびきりのスマイルを送ります。マミ、ほんとにいつもありがとう。これからもよろしくね!
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