2006年3月@ケレタロ-メキシコ by スミ
また年が明けて2006年です。じつは2006年の写真は1枚もなさそうだったのですが、なんとかマミが2枚だけミクシィの日記に載せていたのを見つけ出してきました。でも、その写真、ワタシでもダイちゃんでもなくて、ウェンディの写真なんです。ウェンディが誰かというのを順を追ってお話しします。
引っ越したと言っても、通りが1本変わっただけだったので、ワタシたちのお散歩コースは前と大体同じでした。前のお家の2軒先にカミラという名前の白っぽいラブラドールの女の子が住んでいました。メキシコで飼われているほかの多くのワンコと一緒でお家には入れてもらえずに外で飼われていたので、そのお家の前を通る度にマミたちはカミラちゃんに話しかけていました。ものすごく可愛くて性格の良い子でした。
ワタシたちが初めて会ったときはまだ1才にもなってない子犬だったのに、2006年の初めの頃、カミラちゃんはパピーを産みます。でも、そのお産の世話をした獣医さんがひどかったのか、カミラちゃんはそれからすぐに天国に行っちゃいます。その話を聞いたとき、マミもパピもものすごくショックだったそうです。
そのカミラちゃんが産んだパピーのうちの一匹がウェンディです。ウェンディというのはマミが勝手につけた名前で、本当の名前はちっとも可愛くない名前だったので、マミは忘れてしまったそうです。
ウェンディのお家の人たちが子どもたちの春休みに旅行に行くと聞いたので、マミは自分から、旅行の間ワタシたちのお家でウェンディの面倒を見させてほしいと頼みました。そのお家の人も小さいパピーをどうしようかと困っていたところだったので、話はすぐにまとまって、ウェンディは2週間お家ですごしました。
ワタシたちも少しウェンディと遊んだりしたけれど、一番遊んでたのはマミでした。ダイちゃんのときと同じように、ワタシたちがウェンディが寝るのを邪魔しないように、一緒にバスルームにこもって、寝かしつけたりもしてました。
これがそのウェンディの写真です。ワタシやダイちゃんの小さいときと似てるでしょ!
2週間が過ぎて、ウェンディは自分のお家に帰ったんだけど、お家の人がいないと、門と地面のすき間から脱走するようになってしまいました。大体、お向かいのビーグル君のところに行ってたんだけど、もしかしたら、ワタシたちのお家に来たかったのかもしれません。
その話を聞いて、マミはそのお家の人がいない間、保育園みたいに預かってあげようかと思ったのですが、ある日お散歩のときにそのお家の前を通ったらもうウェンディはいませんでした。あんまりしょっちゅう逃げ出すので、田舎にある親戚のところに連れて行ってしまったそうです。
門と地面のすき間よりウェンディが大きくなるまでにあと1か月もかからなかったはずなのに…。
2015年03月11日
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